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稽古(以外)雑感

 コラムの更新は滞りがちですが、稽古は滞りなく行われていることを、まずお知らせします。今日は稽古以外で感じたことなど、つらつらと──。

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 以前もここに書いた通り、錬成館は社会人ばかりの道場です。ゆえに、昨今の不景気の影響を少なからず受けている人もいます。でも、その状況に腐っている人はひとりもいないように思います。逆に、仕事が多忙で長いこと休会していた道場生がまた稽古に来られるようになったりと、嬉しいことも(ご本人は大変かもしれませんが)。こういうときこそ、道場という「拠り所」の大切さを感じずにはいられません。
 その戻ってきた道場生の話を続けます。彼とはほぼ同じ時期に入門しました。我々のなによりの共通点は、情けないことに、「身体がカタイこと」です。柔軟性に欠けていても、空手がうまい人はたくさんいます。でも、やはりかたいより柔らかいに越したことはありません。同じくらい身体がかたかった後輩は、努力の賜物により、いま、床の上に悠々と「土」の字を描いています。・・・・・・というわけで、今さらですが、一年後、どちらの身体が柔らかくなっているか、競うことにしました。ありがたいライバルの復活です。
 ところで先日、稽古の終わりかけに、女性が一人見学にいらっしゃいました。インターホンも押さずに黙って入館してきて、名前も名乗らずお帰りになりました。気軽に見に来ていただきたい気持ちはあります。でも、正直、こういう登場の仕方はどうなのだろうと、疑問に思いました。かくいうわたしも4年前の夏、メールした上とはいえ、実際の見学を10分で切り上げて帰った人間です。いま同じような人が見学に来たら、「この人、次は来ないだろうなぁ」と思うに違いありません。しかし・・・・・・。もとい、錬成館は「来るもの拒まず」のスタンスです。引き続き、見学の方、入門の方、どうぞお気軽にいらしてください。なお、インターホンは入り口扉のすぐ右側にありますので、できれば一回押してからお入りいただければと思います。
 ちなみになぜ10分で帰ったか、ですが、それは10分ではっきりわかったからです。「ああ、ここは、ちゃんとした稽古をしている道場だ」と。あの頃の初心にかえって、またがんばりたいと思います。


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