ホーム > コラム

”空手について”に含まれる記事

強くなる武道のコラム(2)

右往左往

 普段知っているつもりでも実はよく判っておらず、それに気づいて驚かされることが少なからずある。そこで今回は道場での座礼について考えてみよう。

 例えば、今日の諸武道では、立った状態から正座に移行する動作とそこからまた立ち上がる動作を「左座右起」とする場合が多い。まずは、そのシークエンスを一応確認しておこう。

つづきを読む

2014年5月 7日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

強くなる武道の秘訣(5)

8 速さと早さ
 「兵は神速を尊ぶ」といわれるように、対敵した場面において"はやさ"が重要であることは誰しも知るところである。では、その大切な"はやさ"とは武道的に何を意味しているのかを突きを例にして考えてみたい。

 "はやさ"を漢字で表せば、"速さ"と"早さ"となろう。つまり、"速さ"とすれば、速度(Velocity)の意味合いとなり、"早さ"とすれば、相対的な間の良さ(Timing)や機敏さ(Quickness)といった意味が強くなるので、取り敢えずこれらを足掛かりにする。

つづきを読む

2014年4月 7日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

平成25年冬季審査会を終えて

 先日の審査会は、受審者にはそれなりに厳しい試練となった筈だが、各々よく頑張って期待に応えてくれたと思う。さらに上を目ざしてほしいので、単に褒めるよりは、あえて辛口のエールを送ることとしよう。

1難儀しるが極意
剛柔流開祖の宮城長順先生は、「難儀しるが極意」(苦労して修行することが極意を得る道であるとの意か)ということを常々言われたそうである。当会の皆さんにも、常に、日々の稽古であろうと審査や試合であろうと難儀を求め限界に挑戦する気持ちで取り組んでほしい。
 今回の審査では、毎回2時間の稽古を淡々とこなす者が、審査が始まって早々疲労困憊し顎を出していた。もしそれを緊張感のせいにするならば、それは普段の稽古に緊張感を欠いていた左証でしかない。日頃から血の汗、悔し涙を流すような真剣な稽古をしなければ、試合や審査の場で真の喜びを味わうことは出来るわけがない。
 そもそも皆さんは、よき社会人よき学生であることに飽き足らず、その上に何かを求めて斯道を志したのではないだろうか。その思いを実現するためには、それなりの対価を支払う必要があり、むしろ困難な道だからこそ、それを乗り越える喜びがあるともいえる。
 

つづきを読む

2013年12月12日 IKO剛柔
カテゴリ:[神田錬成館][空手について] |   [Page top]

強くなる武道の秘訣(4)

7 機械人間の陥穽
 既に述べたように、沖縄から日本本土に空手が伝わった際に指導のための方便として機械人間のアナロジー(人の身体を歯車とシャフトで繋がれたロボットに喩える)が使われたのであるが、そもそもこのような教え方は沖縄では有り得なかった。では何故このような指導方法が日本で行われたのだろうか。

 その理由は、空手普及の戦略に深く関連していたと思われる。地理的にも遠く離れ、一般の人々に馴染みが薄い沖縄の武術を如何にして日本に根付かせるか?その答えのひとつが旧制高校及び大学の学生をターゲットとすることであった。

 当時の学生は、日本の将来を担うエリートであったので、彼らに空手の種を撒けば、彼らが各地各界のリーダーとなることで、空手もそれに応じて各地に芽吹き、やがて大きく育っていく。この戦略は見事に当り、今日では日本どころか世界にその花(仇花も多いが)を咲かせている。

つづきを読む

2013年8月 6日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

強くなる武道のコラム(1)

 剛柔流を学ぶ者には、武道家の矜持を持つことを願っている。"矜持"とは、自信と誇りのことだが、何も武道を学んで強くなった自分を誇れと言っているのではない。それでは、かえって驕慢に繋がってしまうだろう。

 水は低きに流れるが如く、人もまた同じ。あのシャアでさえ「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちとは」と呟くように、自らの過ちや至らない点に目を背け、えてして楽なところへ行きがちである。

つづきを読む

2013年7月15日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

強くなる武道の秘訣(3)

5 ウチナーグチの口伝

 ところで、最近では日本本土化された空手への反省(絶望?)と本物志向から沖縄古流への回帰をめざす試みがある。例えば、空手の源流とも言われている武術"ティー"の探求や古流の型の研究などがそれである。その中のひとつにチンクチ、ガマク、ムチミといった沖縄言葉(ウチナーグチ)による身体感覚の表現を手掛かりに型や技を読み解こうするものがある。この試み自体は、大変興味深く、また意義深いものと思われる。

 例えば、"突きにチンクチをかける"というウチナーグチの口伝がある。突きは、腕を伸ばす動作が主体となることから、伸筋が主として意識され易い。しかし実際は、それと共に上腕四頭筋を縮める動き(屈筋)が伴うのである。 また、突きを当てた場合、同じ強さの力(反作用)が突き手に戻って来るので、それに抗って更に突き込むためには、手の内、手首、肘、脇などを締める必要がある。これらの部位を締めるためには、屈筋を使うことになる。この屈筋を上手く使うための意識づけと身体の使い方がチンクチである(と、今はしておく)。
 

つづきを読む

2013年5月29日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

強くなる武道の秘訣(2)

3 不立文字

 前項で述べたように武道は、そもそも人から言葉や文字で教えられるものではなく(不立文字)、修行者の身体を通じた試行錯誤の中から帰納的に"体得"するものである。

 そしてその理解は、入門⇒初級⇒中級⇒上級と段階を踏んで深まって行くので、それに伴い稽古方法も当然に段階的に変わらなければならない。同じ稽古を漫然といつまでも繰り返すだけではならない。

 その一方で、矛盾することを言うようだが、同じ稽古を生涯に渡って続けることも大切なのである。繰り返すことで、よりスムーズにより強くより速く技を出す練度を高め、持久力を向上させる(これを質量転換の法則と呼ぶが、詳しくは後述する)。

 それと更に重要なのは、レベルが上がれば、それに見合った技の理解と意識で取り組むことで、見た目は同じ稽古であっても中身と効果が違って来る点である。
初心者と熟練者の合同稽古が成り立つのは、このような理由によるのである。

つづきを読む

2013年5月 4日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

強くなる武道の秘訣(1)

はじめに

 日本武道には古来、独特の教授法があり、その中には現代の教育理論とは一見すると相容れないために、今日ではあまり顧みられなくなったものも多い。しかし、それらの中には武道という特殊な芸事を体得するためには絶対不可欠な方法や非常に効果的なものがある。本稿では、それら忘れ去られた"武道の秘訣"について述べてみたい。


1 学ぶ者と教える側の憂鬱

 まず、入門者の扱いであるが、昔と今では大きな違いがあった。昔は入門したての者に手取り足取り教えることは無かった。むしろ入門後数か月は専ら掃除や雑用の下働きをさせて道場に入ることを許さず、稽古させないどころか先輩たちの稽古を見ることさせも禁じた。入門者からすれば、まるで手元の水が逃げて渇きに苦しむタンタロスの憂鬱を味わうことになる。

つづきを読む

2013年4月13日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

尖塔と門の無い大道

photo_colamn08.jpg 英国に住んでいた時、ソールズベリー大聖堂を訪れた。ソールズベリーは、ロンドンから高速道路M3で西に2時間ほど走ったコッツウォルズの南端に面した街で、近隣には有名なストーンヘンジがある。

 その起源を12世紀まで遡ることの出来るソールズベリー大聖堂は、中世の観景を残す街の中心にその威容を誇っている。特にその尖塔は英国一の高さ123メートルで、当時の技術としては信じられない高さである。バベルの塔の時代から人はより高くを目指したがるものらしい。

 しかし、尖塔を支える柱が自らの重さに耐えかねて歪んでしまい、尖塔が僅かだが傾いているという。そのため、訪れた者は必ず、中庭からその先端を見上げ、それを確かめようとするのである。

つづきを読む

2013年2月18日 IKO剛柔
カテゴリ:[事務局より][空手について] |   [Page top]

試し合い

11月3日、文化の日。
IKO空清館の子どもたちと、その他大人数名が、
東京都北区空手道選手権大会に出場しました。
試合とは「ためしあい」と書きます。
同じ空手の道を極める強者達のなかで、
自分の技量がどの程度通じるのか、皆で試しに行ってきました。

000.JPG

つづきを読む

2009年11月 5日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

「千本突き」考察

またまた更新が滞っているコラムですが、
ささやかながら反響をいただいたりするので、
それを励みに地道に続けていきたいと思います。

大それたタイトルをつけましたが、最初にお断りしておくと、
わたしが一気に1000本突いたことは、いまだかつて一度もありません。

つづきを読む

2009年9月10日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

空手道を学ぶ

山本館長はじめ指導員の先生方が、オーストラリアのジョージ師範のところへ指導にいかれた話をうかがいました。

私も学生時代、シドニーに約1カ月滞在しました。

ジョージ師範の道場生の家にホームステイをし、連日2?3カ所の道場をまわって、ジョージ師範に教えていただき、また、道場で指揮をとるなど、多くのことを学ぶ1カ月であったといまでも感謝しています。

つづきを読む

2009年4月12日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

Romantic Warrior 3

武道は礼に始まり礼に終わるそうですね。食事と同じですね。
食事は「いただきます」で始まり、「ごちそうさま」で終わります。

唐突ですが、お久しぶりです。第3回です。1回目2回目は10月13日と11月15日をご覧下さい。

こないだ、稽古終わりの挨拶にごちそう様と言ったら、「ナニを食べた!何を!?」と素晴らしい突込みをいただいてしまいました。ありがとうございます。
だけど、稽古と言うものは、先人の血肉を削った技を肉体に取り込むわけですから、そう考えると食事に似てませんか?
食事のの挨拶したって、さほどの違和感は無いですよね。...そう思うのは私だけですか、そうですか?
それはそれとして、「いただきます」って大切ですよね。クリスチャンは毎食前に命の糧を与えてくれた神に感謝の気持ちを祈りに乗せるそうですが、私は日本人ですので、日本的アミニズムに則って、食卓に供された生物たちの命に深い感謝の気持ちを込めて、「いただきます」よ。
組手の前の礼も同じ気持ちです。まかり間違えば怪我をさせるかもしれない。コトによったら命までも...そんなリスクを背負ってでも、俺の強さの糧になって貰うことを「お願いします!」
終わってからは、そんな危険を共有してくれて「ありがとうございました!」
心の底から御礼をしたいところです。

つづきを読む

2008年12月30日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

人を魅了する空手 ?世界空手道選手権大会を観戦して?

DVC00223.jpg

11月13日から16日までの4日間、
「第19回世界空手道選手権大会」が開催されました。
実に31年ぶりの本国開催。
万国旗はためく日本武道館へ観戦に行ってきました。

つづきを読む

2008年11月24日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

Romantic Warrior 2

みなさまお久しぶり。3週間ぶりのお目見えです。
ああ、前回までのお話は10月13日付けのコラムをご参照下さい。

「次回は試合優先の功と罪について」と予告した気もしますが...今回は「なんのために空手やってるの?」というこれまたよくある世間の疑問について、いつものように私の個人的意見を語っちゃいますよ。

空手の技術を修得する目的はなにか?
最初のきっかけは、やっぱり強くなりたいとか、かっこいいからとか、あと、護身術?として...とかかな。
ほかにも礼儀とか精神修養とかいう意見もありますが、せっかく先人が命と引き換えに磨き上げた戦闘技術を習うんですから、「強さ」を第一目的にしたいところ。
礼儀作法だけなら茶道の方が確実で奥が深い。
しかし、この強さと言うヤツ、実にとらえどころがない。解り易そうでその実解り難い物なんですよね。

つづきを読む

2008年11月 5日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

和の流行 ?女性と空手?

ここにきて急に、女性の道場生が増えてきました。とても喜ばしいことです。
錬成館だけでなく、ほかの知り合いの道場をたずねてみても、女性の姿が目立ちます。

彼女たちに「なぜ空手を始めたいと思ったのか」を問うてみると、
案外多く聞かれるのが、「和の習い事をしてみたかったから」との答え。
いかにも「らしい」理由です。
着物や落語がブームなように、
空手という武道を「和文化」のひとつとして捉えている、女性たち。
きっかけはどうあれ、何事にも興味を持ち、
それを行動に移すのは、とても意義深いことです。

つづきを読む

2008年10月20日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

Romantic Warrior

「へ?、空手やってるんだ。じゃあそれ、フルコンタクト空手?それとも寸止め空手?」

もうこれ、定番の質問ですよね。空手始めた頃によく聞かれました。
本気で説明を始めると...長くなる。とても長くなる。
昔、みなもと太郎というマンガ家が明治維新のマンガを描こうと思って、維新の原因を詳しく描いたら、なんと関ヶ原まで遡って描き始める破目になったそうだけど、それくらい長い話になっちゃう。

悩みながら、自分の知識と経験で一生懸命説明したりもしてましたけどね...
でも、経験と実績...そこからくる自信のある先生方の空手観に触れ、もっと単純な一言で説明できるってのが、最近解りました。

「空手は、空手だ!」

...今まで悩んでたの、なんだろう?
でも、せっかくなので、これから空手を始めようと思ってこのサイトを読んでいる人、空手を始めて昔の私と同じことを考えている人、はたまた、空手を実践する気が無くても空手のこと調べてて検索で辿りついた人までひっくるめて、ここまで私が悩みながら考えてきた空手への思いを聞いてほしいな、と。もしも参考にしてくれる人がいたら嬉しいな、とちょっとコラムの形で書かせてもらおうと思ったんですよ。

つづきを読む

2008年10月13日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

仕事と空手のメリハリ感

「正面に礼!」。

水曜日夜7時。この時間には1列で並び切れた道場生の数が、
10分、20分と時間が経つにつれ、2列、3列と増えていきます。

錬成館の道場生は、そのほとんどが社会人。しかも働き盛りの年齢層です。
残業も多いなか、なんとか仕事にカタをつけて、道場へと駆けつけます。
そして、稽古開始1時間も経った頃には、みんなの顔が揃います。

つづきを読む

2008年9月15日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

神田錬成館道場で「剛柔の道」を学ぶ

kanda.jpg

空手が世界に広がりスポーツ化して行くのに伴って、発生して来る問題も多く指摘されています。
なかでも重要な一つとして、近年のフルコンタクト系格闘技のブームで、空手は格闘技である以前に武道であるという本旨がいつの間にか忘れられていくように見受けられます。

武道は戦いで命を護り敵を倒す為に必要な技を、肉体と精神の鍛錬によって高めて行く道です。
命をかけた真剣勝負には体の大小や年齢等のハンディなどは当然有る筈も無く、敵の攻撃をかわし、一撃で相手の急所を攻撃し、決定的なダメージをあたえなければ自分の命が危うくなるのです。

つづきを読む

2008年1月 8日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

神田練成館道場の空手

  • 武道空手の伝承

私たちが続けている武道空手は、格闘スポーツではありません。
武道は老若男女や体格による個人差に拘わらず、誰もが同じ条件で対戦することを前提に、自身を護り、敵を倒すための攻防の技を修練するものです。

普通に考えれば、体力の優越を無視した勝負は無理なことに思えますが、急所一撃がそれを可能にします。
武道の世界ではそうした技を「一本」とよびます。
互いに技を磨き、一撃でどんな相手でも倒せる「一本」にこだわって攻め、そして護ることを目的に心身の鍛錬をします。

武道を習う上で「礼」はとても重要です。
武道は武術を修行する道ですから、その行為全体に於いて自分を向上させるための精神的な修行も必要ですし、教えを頂く先生や先輩、そして稽古の相手に対する謝意や敬意の表現として「礼」を欠かす事はできません。

武道と似た言葉で武士道がありますが、これは武士の心得るべき倫理や道徳についての事ですので、混同することは間違いです。しかし武道を学ぶ私達は心身を鍛え、強さと共に正義心を養うことによって人格をも高めるという点において、志を同じにする処があります。強さはその使い方次第で、間違えれば暴力に為りかねません。武士の刀と同様に、武術は武道を修練する事で身につけなければなりません。
修行者はその攻防で行われる一撃の重大さを心得て、行動に勇気と潔さが求められるのも同じです。

つづきを読む

2007年12月 7日 IKO剛柔
カテゴリ:[神田錬成館][空手について] |   [Page top]

2006年度後期審査会を終えて

今日は2006年度後期審査を行いました。

初段の審査となったMT君、MH君筆頭にみんなよくがんばりました。
イメージ通りにいった道場生はもちろん、思い通りにいかなかった者も心配は要りません。
審査は確かに一日だけですが、毎週の稽古も大変重要なものです。
学校の試験とは違います。
日ごろの努力をくみとることも道場のあるべき姿です。

つづきを読む

2006年11月27日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

すべて基本の積み重ね

先日、県内の地元の大会で瓦割りを行った。
道場生にとっては年に1回の瓦割りでありこれを楽しみにしている子供達も多い。
大会も終盤にさしかかり、私たちが瓦割りの準備を始めると道場生たちもそわそわし始める。
私たちは瓦の台となるブロックを並べ、瓦をその横に積んでいく。
当道場特性の和瓦である。

つづきを読む

2006年11月 4日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

2006年はじめにあたり

2006年第2回目の稽古(桶川道場)は、この冬初めての雪が降りました。
雪だけではなくこのあたりとしては、ものすごい寒さです。
だいぶ積もって交通の便も悪かったのですが、普段の半分近い人数が稽古場に集まりました。

つづきを読む

2006年1月24日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

剛柔流を究めるために ?練習を指導する立場から?

当錬成館道場にも一般会員が増え、指導するものとしてはうれしくもある一方、その責任に身の引き締まる思いをしています。
昨今、テレビの格闘技番組もすっかり茶の間に定着し、北京五輪に向けて日本柔道の大躍進も華々しく報道されていますが、ここに、空手指導者なりに「武道」について考えてみました。
入館者の空手を習いたい動機はじつに様々で、強くなりたい、ケンカに勝ちたい、スポーツ競技として楽しみたい・・・、どれも本人には切実な気持ちで、真剣な目標であろうかと思います。

つづきを読む

2005年8月12日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

私の剛柔流人生は、ドイツ・ミュンヘンで始まった

甲田先生と

1960年代後半、世界中でカンフーブームが沸き起こるなか、私も格闘技に目覚めミュンヘン市内で柔術を習い始めたのがそもそものきっかけでした。

4、5年後、そこで初段を取ることができましたが、そのうちこれが果たして実戦に役立つのだろうかという疑問を抱き始めました。

いろいろな格闘技の先生に相談したところ紹介されたのが、一番実戦的に優れ、その練習の厳しさでもミュンヘン一と恐れられていた甲田敏男先生の剛柔流空手道場でした。

つづきを読む

2005年7月17日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

軸について

前回、「力を発揮する」において、身体を確かな軸とすることについて述べたが、軸という点では身体以外にも考えられる。
それは、肘とひざである。

つづきを読む

2005年6月15日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

力を発揮する

自分以外の人の基本動作で突き、蹴りなどを行っているのを見ると、これを受けたらただじゃすまない、と冷や汗を流すことがある。
特に、前蹴りなど、ものすごいスピード・パワーを目の当たりにすると、帰ろうかな、とつい逃げ腰に・・・。


つづきを読む

2005年5月20日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

支点への意識から

人間の身体を支える支点は主に4ヵ所ある。
それは、左右の「足先」と「かかと」の4つであり、それぞれの支点でバランスをとりながら歩行、動作を行っている。


つづきを読む

2005年5月 5日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

”引き”についての考察 - (3)蹴り

蹴りにおける引きを考察する。

二足歩行を行う人間は、他の動物と異なって歩く時に片足が地面から離れた時間が常に存在する。
よって、片足での移動は他の動物に比べて普段から慣れている動作といってもよいのだが、蹴り、という動きになるとバランスを崩すことが多い。

つづきを読む

2005年3月21日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

”引き”についての考察 - (2)受け

受けにおける引き(引き手、ではなく、受けた腕の引き)の重要性は、突きと同様、回転運動という一連の動きのひとつである、ということのほかに、相手の力を受け流すという動き、受け手そのものの円運動が加わっていることにある。

ゆえに、受ける腕の動きは突きとは大きく異なってくる。

つづきを読む

2005年2月15日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

“引き”についての考察 - (1)突き

私自身、いまだ体得の域にはないが、尊敬する諸先輩方に学び“引き”について考察する。

突きにおける引き(引き手ではなく、突いた腕の引き)の重要性は、突きが回転運動という一連の動きのなかのひとつである、ということに起因している。

つづきを読む

2005年1月21日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

はじめる

空手道をはじめようとする動機やきっかけはさまざまだと思いますが、なかなか大人になってからはじめようというのはなんにしても勇気がいるものです。
それが肉体的苦痛を伴い、打撃による痛みなども容易に想像できる空手ともなれば、もともと体力に自信のある方を除けばなおさらのことでしょう。



つづきを読む

2005年1月 4日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

思い出のサンフランシスコ

  • “鬼の菅田”と呼ばれる男
 
わたしが訪れたことし5月のサンフランシスコは風が清涼で快く、坂の多い町並みは、どこからでもかならず目に入る青い空と海に映えて美しかった。食べ物もうまかった。

しかし、わたしがこの地を訪れたのは、それだけが目的ではない。数々の武勇伝を持つ伝説の人に会うためであった。
その人とは、菅田邦男先生である。
もともと本会設立当時のメンバーで、その後渡米されて33年を経たが、いまなおその伝説は健在だ。

つづきを読む

2004年11月 7日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

掛け受けと回し受け

太極掛け受け(タイキョクカケウケ)、太極回し受け(タイキョクマワシウケ)、という太極上段・中段・下段の応用型がある。

ともに前屈(ゼンクツ)または四股立ち(シコダチ)が入り鍛錬にはいい型であるが、太極回し受けの方が派手で見栄えがいい。
手を多少(人によってはオーバーアクション気味に)大きく回して、低い体勢から身体全体を締めつつ双手で受け手を出すため、太極回し受けの方が身体全体を締めやすい("締めた"印象を与えやすい)のだ。
ご存知の方は多いだろう。

つづきを読む

2004年9月16日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

交流のある道場より

今日、空手道は普及の一途を辿り人口も増え、修行の形も個人により様々です。
柔術や剣術が各流派から発生し、柔道や剣道として競技的に統一されたように、空手も競技の面で統一されつつあります。

それは素晴らしい事ではありますが、反面に武術としての要素が失われつつあることも事実です。

つづきを読む

2004年4月 5日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

上達の方程式 (2)

前回は、遊び半分(つまり本気も半分という意味です)に
y = a x + b
という上達の方程式をご紹介いたしました。
そして、質量転化の率が逓減するというジレンマの中で効率良く上達するための意識や心の持ち方について触れました。
今回も引き続き稽古のインプットと上達のアウトプットの関係を用いてこの点について述べてみたいと思います。

つづきを読む

2004年4月 1日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

敬意を表して

ある3人の先生方に敬意を表して。


空手を教わりながら、同時に人の前で指揮をとる機会も持たせていただいているが、教えながら教わることも多い。


つづきを読む

2004年3月24日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

アメリカン・リューキュウ・カラテ体験記

私は2002年6月から米国の東海岸で駐在員生活を始めたが、稽古の場と仲間を求めていろいろな道場を見て回った。米国では常設道場がごく普通で、大きさも最低五十畳以上で男女別の更衣室がなければ生徒が集まらない。街の看板にKarateとあるのを見つけると必ず覗いてみた。その結果、少々面白いことに気づいた。

Karateと表示のある道場は、実はほとんどがテコンドーなのだ。一般の米国人には空手とテコンドーの区別はつかないので、まず認知度の高いKarateと称して呼び込みを図っているようだ。

一方、数少ない空手の方も日本とは様変わりの点がある。まず名称に沖縄、琉球をつけた流儀が増えている。多分、空手の発祥の地の名称を冠にすることで正統、伝統、真正といったイメージを与えたいのだろう。


つづきを読む

2004年3月20日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

上達の方程式

空手も芸事のひとつであり、稽古が大切なことは今更言うには及びません。しかし何故、上達に稽古が必要なのか、今一度確認しておくのも悪くはないのではと思い、上達の理論について述べさせていただきます。

  • 稽古の目的
身体操作の面から見て有段者の動きは、素人が手足を振り回すのとは「質的に大きな違い」があるべきだと考えています。このような動きは稽古によって初めて出来るようになるのであり、日常生活の動作では身に付けることの出来ない動き=技を身に付けることこそが稽古の目的である。ここではひとまずそのように仮定しておきます。

つづきを読む

2004年3月 1日 IKO剛柔
カテゴリ:[空手について] |   [Page top]

«その他 | メインページ | 事務局より »


Page Top

| IKO国際空手道会・全日本空手道会について | 本部・神田錬成館道場 | 国内道場 | 海外道場 |
| 稽古内容 | コラム | 入門案内 | 見学・体験稽古のご案内 | お問い合わせ |
Copyright © International Karate Organization Goju-karate-do. All Rights reserved.